[映画] 椿三十郎

2009/10/19

tubakiこんにちは。きんくまです。

この間、子供の保育園の運動会がありました。
学年が上がるにつれて、子供たちの成長が見てとれて、とても楽しかったです。
3歳児(その年度中に4歳になる。幼稚園でいうと年少さん)クラスでは、
かけっこでうまくトラックを一周回れない子がいて、先生に並走してもらったりしてました。
ところが、次の学年に上がると誰もそんな子はいなくて、みんな一所懸命に走ります。
更に学年が上がると(小学1年の手前です)、走るスピードや、トラックをかける音なんかも
全然違っていて、頼もしいです。

自分が10月生まれなので、今まであんまり気がつかなかったのですが、
リレーなどを見ても4月生まれの子と3月生まれの子はやっぱり差がありますね。
ほぼ丸一年ですからね。だいたいどのあたりぐらいから、差がなくなっていくんですかね?
個人差があるとは思うんですが、小学校高学年ごろからはだいたい同じになって
いくのかな。それとも中学生ぐらい?

子供といえば、先日突然「ピゲ」というので、それは何かと聞いたところ「マイケル」という。
マイコー、この間You Tubeで見せたのが気に入ってたみたいです。ポゥ!
>> Michael Jackson – Beat It
それにしても4831万回再生ってすごいですね。初めてみました。こんな数字。
マイコーのダンス、ムチャかっこいいですね。

さて、椿三十郎です。
監督は黒澤明。
最近織田裕二主演で、リメイクされたみたいですね。そっちは未見。

個人的には、この間見た七人の侍よりも面白かったです。
何よりテンポがいい。こっちは100分で、七人の方は200分。およそ2倍です。
途中なんともいえないギャグなんかも混じっていて面白い。

人質にとられたお偉いさんの奥方とお嬢さん、さらに捕虜にとられた侍が、
主人公はじめ、まわりの真剣な空気を知ってから知らずかおかまいなしに、
なんともとぼけた感じで場をかき乱す感じが可笑しいです。

ストーリーも、飽きさせることなく最初から最後まで、敵と味方の心理戦や
作戦の読み合いなんかもありスリリングです。

それから、登場人物たちの器の大きさにも惚れました。
なんちゅうか、姑息じゃないんです。騙し騙されながらも、人を憎んで罪を憎まずっちゅうか。
現代のちょっとしたことにキリキリしてしまう息苦しさは、
こういう器の大きな人物たちが減ってしまったことにあるのかもしれませんね。
いや、公開当時にこんな人物たちが実在したのかわかりませんけど。

重箱の隅をつつきあって茶化し茶化されじゃれあうのも楽しいですが、
細かいことには目をつぶり、大きな目で物事を見るような、そんな人物が見たいなあ。
そんな人が現れたら現代でも大スターになれたりして。

そうそう、若き日の仲代達矢、加山雄三、田中邦衛が出ておりました。

この間見た「サイコ」ですが、メイキングが特典映像としてついており、
それを見ていたところ、あれは実在の人物をモデルに書いた小説の映画化みたいですね。
※グロい表現があるので、心臓の弱い方や苦手な方は見ない方がよいです。
>> エド・ゲイン

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