上野動物園がパワーアップしていた件

2008/08/16

上野動物園に行ってきました。暑かったです。やっぱり屋外レジャーは秋以降に行くのがいいかもしれませんね。

さて、上野といえばパンダ。ところが先日死んでしまったらしく、いませんでした。いつもパンダのいる檻には、レッサーパンダが陣取っていました。まあ、「パンダ」って名前つくんだけどね、、。
そういえば、例のギョウザの変わりに借りることになったパンダはもう日本に来ているんでしょうか?配属先は上野なのかな?でももしどこかの動物園にきても、いじわるな大人(私みたいの)から、「あれがギョウザの代わりの、、、。」「ギョウザがいる!」「税金泥棒」みたいに言われるかと思うとパンダが不憫です。大して来たくもなかった日本に来て文句言われるなんて、大して来たくもなかったのにフランスに嫁いでひどい目にあったマリー・アントワネットみたいですね。
嘘です。たぶん実際に来たら「パンダがいる!」と子供たちが目を輝かせて周りを囲んで人気者になっていることでしょう。

本題です。私は上野動物園に、2~3年ごとに機会を見つけては行っています。今回行ったときに、前回と違って「かなり動物との距離が近づいている」と感じました。

例えば、ゾウ。水浴び広場ができていて、それをアクリル(たぶん)板ごしに間近で見ることができるんです。当日はとても暑かったので、ゾウさんも「あっちぃなぁ。ひとっ風呂浴びてくるか」といわんばかりに、こちらに近づいてきて水に入ってザブーん。としていました。あんなにゾウを間近で見たのは初めてだったんで興奮してしまいました。

あと、ナマケモノも檻の外の木の枝に普通にいて寝ているんです。最初、全然わからなかったんですが、歩いてきて頭上に本物のナマケモノがいきなりいたんでびっくりしました。今にも手が届きそうです。通常の檻に穴が空いていて、そこから客側の木の枝にロープがつながっていました。そこから来た様子です。
逃げないのかな?と思ったんですが、ナマケモノのいる木には看板がぶらさげられていて、そこにちゃんと説明書きがされていました。なんでも、逃げないし、一週間に一度だけ木から下りてきてフンをするので、フンは客の頭上に落ちてこないんだそうです。

他にも細かくいろいろとパワーアップしている感じがしたので、好印象でした。
と、ここまで書いてて思うのが、例の旭山動物園ですね。上野の中の人も「あんな田舎もんに負けてられっか!俺たち、東京もんも負けてられっかよぅ!」と意識しているのかと思ってしまいました。やっぱり旭山があんだけ有名になったので、全国の関係者は必ず視察に来ているわけで、見習うべきところは見習っているんですね。そう考えると旭山って偉大なんだなと思いました。行ってみたいなぁ。
客からしてみれば、檻の中をうろうろとただ動き回っている従来のスタイルでもそれなりに満足できるんですが、動物との距離が縮まる方向性に行ってくれた方がもっと楽しめると思いました。

見ている動物は同じでも、展示方法が違うだけで受ける印象が変わる。これって、同じ台本でも監督が違うと印象が変わる映画や舞台。同じ楽曲(元ネタ)でもReMixや編曲や指揮者が違うと印象が全然変わる音楽。とかに通じるものがありますね。
素材が同じでも作り手によって印象が変わる。やっぱり見せ方って大事だなと思いました。

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