日本文化についてとりとめもなく。後編

2008/07/30

DS-10を手に入れて、うはうはのきんくまです。セコセコと打ち込んだやつ(非オリジナル)をニコニコにアップしちゃったりなんかしちゃったりして、そんな日々です。なんちゅーか、ファミコンの頃聞いた音とかが作れたりするのが楽しいかなと思ってます。

さて、時間がたっちゃいましたが、日本文化についての後編です。といっても、今回は文化全般じゃなくて、個人的な音楽の見方についてです。

はじめに、昔話をすると、私が音楽を聞き始めたのは中学の頃でした。普通にラジオのカウントダウン番組とか聞いていて楽しかったです。それで高校に入ると、周りが洋楽とか聞きだしたので私も聞いたりしていたのでした。それで、また学年が上がり大学の頃になると、ジャズとかかじってみたりしました。その頃、だんだんなんだか邦楽、とくにカウントダウンの上位に上がってくるような曲が物足りない、というか「なんでこんなのが売れてんの?」なんてことを思っちゃったりしていたわけです。いやー、お恥ずかしい。思い上がりもいい加減にしろ!という感じなんですが、若気の至りみたいなもんですいません。

それで、ある時期まではそれでも邦楽とかチェックして「ムカー!なんでこんなのが!」なんてしてたんですが、そのうちどうでもよくなってきました。CD屋(タワレコよりはHMV派)に行って、店頭の気になるやつを視聴して気に入ったら買うというスタイルにかわっていきました。それで、今では自分の気に入ったジャンル(ディスコクラシック+昔のソウル系)しかチェックしないようになってます。すっかりおっさんスタイルですね。

マーティ・フリードマンってご存知ですか?テレ東とNHK大好きな私はあんまり知らないんですが、深夜帯の民放にたまに出てくるすごい経歴の持ち主の人です。詳しい説明はWikipediaにゆずるとして、その人が本を出したんですよ。

い~じゃん!J-POP -だから僕は日本にやって来た- マーティ・フリードマン

この本、「エアロスミスと比べるなんてB’zに超失礼だよ!」なんていう、ある人にはツボに来るタイトルだったりしてすごく読みたかったんです。それで、さらっと立ち読みしちゃいました(マーティンごめんよー!今度はちゃんと買うよ!)。
そしたらですね、目からウロコが落ちました。すみませんという感じです。

私の「ムカー!」とくる邦楽のポイントは、歌唱力がちょっと…とか楽曲が洋楽のパクリなんじゃないの?なんてことだったりします。もちろん、そうじゃない曲もいっぱいあります。洋楽は歌がものすごくうまいし、演奏技術もものすごくあるというのが、私のイメージです。ところが、マーティンからすると洋楽は「面白くない」そうなのです。歌はうまいけど、みんな同じような曲じゃん!みたいな。ヘタな人もいるけど、色んなジャンルがあって、そこを面白がれるのが邦楽の面白さなんじゃないの?って。技術的なことばかり目がいってしまっていた私は感心してしまいました。

それで、ここからが前篇で伏線はっといた部分なんですが、邦楽は「ごった煮」だと思うんです。そこがマーティンが面白いと思ってるポイントなんじゃないかと。また、日本人の特徴として、「つきぬけられない」中途半端さがあるので、洋楽そのままの雰囲気はもちこめない。洋楽のジャンルをかみくだいて、日本風にアレンジしている。そこが、洋楽好きの人からすると、「なんかヤダ」みたいな風になるのかなと思うのです。反対にマーティンからすると面白いんじゃないのかなぁ?

ちなみに、日本風のアレンジというのに関して、学生の頃に先輩から教えられて読んだ本に面白いことが書いてありました。なんでも、今はやっているような曲(J-POP?)でもどこかに民謡だったり、童謡だったりそういうメロディがはいっているそうな。そこが、日本くさいメロディを生み出しているんでしょうね。

結局何がいいたいかというと、あんまし難しいこと考えないで面白がってもいいじゃないの?という結論です。Perfumeも、それ系の洋楽聴いている人にはもの足りないみたいだけど、私にはピッタリでしたと言い訳しておこう。
それから、日本の良さを認識させてくれるのはやっぱりいつも外国からなんですね。アールヌーボーしかり、ジェロしかり。

以上、とりとめもなく書いてみました。

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